社労士試験のために、労働関連法の口語訳にチャレンジしてみます。
はじめまして、ビートルと申します。
現在は行政書士・社会保険労務士の事務所で補助者として働いています。
来年(2019年)に社労士の資格試験を受験するにあたり、試験勉強も兼ねて、このブログで労働関連の法律を読みやすく・わかりやすい口語訳にチャレンジします。
事の起こりは、事務所の方で、「そろそろお前も社労士の資格を取らないとな」みたいな無言の圧力がありまして……。
今までは「事務所の仕事ができてれば問題ないっしょー」とか思ってのらりくらりとしていたのですが、今回受験を勧めてきた先輩の表情からして、どうにもそうはいかない雰囲気💦💦
まあ、あって困る資格じゃないし、できる仕事の幅も広がるし、担当顧客が増えれば収入も上がるし、ということで、ようやく重い腰を上げたのは良いのですが……
試験問題がゼンゼン解けない😵‼️
なにこれ、日本語???
わかりづらすぎ!!!
もうちょっとわかりやすくできないの? って思って、労働基準法(労基法)とかの原文見たら、これまた難解😣💦
っていうか、読みにくい。
大事な法律なのに、文章が複雑すぎて、読んでわかるようなわからないような、すごい消化不良な感じがするんです。
困惑して先輩に聞いたら、
「誰が読んでも誤解がないように書かれているからね」
ってことだけど………
わかりにくいし、読みにくい!!
例えば「労働基準法 第10条」
第十条 この法律で使用者とは、事業主又は事業の経営担当者その他その事業の労働者に関する事項について、事業主のために行為をするすべての者をいう。
…
……
…………
これってつまり、
「労働基準法では、いわゆる社長とか、人を雇ってる立場の人を"使用者"って呼ぶよ。役職が社長じゃなくても、実質的に雇ってる立場の側といえる人も"使用者"だから、よろしくね」
っていう意味なのですが、とにかく読みにくい!
もちろん、僕らのような仕事なら、そりゃ読み込みますよ。
けど、実際に現場で人を雇ってる社長さんが
「ちょっとこういう働かせ方してもいいのかな?」
って迷ったときに、軽い気分で目を通して理解できるような文章じゃないのがもどかしい!!!
なぜって、全部の社長さんが僕らのような社労士事務所に相談できるわけじゃなく、そういった労働関係の契約とかに関して相談相手がいない会社で働いている方々が、実は労働基準法に違反して働いてます、ってケースは多いと思うんです。
その場合、悪いのは法律違反して人を働かせてる社長さんとなるわけだけど、そもそも原文の法律が読みやすければ、「ちょっと法律を確認しとくか」ってことになるかもしれないし、そうなればその会社で働く人ももっと幸せに働けるかも……
もちろん理想論なのですが、僕みたいなこれから社労士を目指す人にだって、もっと法律の原文が読みやすかったら〜〜ってのはあると思うんです。
なのでこのブログでは、社労士試験に必要な法律
・労働基準法
・労働安全衛生法
・労災保険法
・労働保険の徴収に関する法律
・雇用保険法
・雇用保険の徴収に関する法律
・健康保険法
・厚生年金保険法
・国民年金法
を、全部わかりやすく口語訳していくことにチャレンジしていきます!
もちろん、社労士の補助者として働いているとはいえ素人なので、訳した法律の解釈に誤りがある可能性があります。
「必ずしも正しい解釈ではない」という前提のもと、誤りがあった際はコメント等で指摘して頂けたらありがたいです。
よろしくお願いします!!